覚えておきたいGitコマンドにおけるオススメ設定(git log)

Gitをコマンドラインで使おう

Gitを扱う際、みなさんはどのようなツールを使用していますか?

Vosual Studio CodeのプラグインやGit Kraken、SourceTree等のアプリは素晴らしく、

初学者の味方でありかつ使いやすいと思います。

しかしながら基本的な機能しか使用していないのではないでしょうか?

またはCommitやPush、Conflictを極端に恐れていませんか?

原因を端的に言えば、圧倒的に使用経験が無いことから恐れているのだと思います。

今回はそんな人たちに向けて、

Gitコマンドを使っていくためのモチベーションを提供できれば嬉しいです。

コマンドで使うことができるようになればそれよりも簡単にGitを扱えるアプリの操作にも

自信が生まれると思いますので、一旦コマンドで操作してみましょう。

そのために今回やること

皆さんがGitコマンドをあまり使わない理由はいくつか有ると思います。

私が思うに、ツリー表示が出来ないと思っているのが一番の要因ではないでしょうか?

ですのでこれを解消するために、コマンドラインでツリー表示ができるようにします。

そのためにGitコマンドのaliasを設定します。

(WSLを除く)Windowsの人はGit Bashを開き、Unix系の人はホームディレクトリを確認してください。

ls -A

.gitconfigはありましたか?なければ調べて探してみてください。

見つけることができたら(あるいは作成したら)、以下を追記してください。

[alias]
  ll = log --graph --abbrev-commit --decorate --format=format:'%C(bold blue)%h%C(reset) - %C(bold green)(%ar)%C(reset) %C(white)%s%C(reset) %C(dim white)- %an%C(reset)%C(bold yellow)%d%C(reset)' --all
  la = log --graph --abbrev-commit --decorate --format=format:'%C(bold blue)%h%C(reset) - %C(bold cyan)%aD%C(reset) %C(bold green)(%ar)%C(reset)%C(bold yellow)%d%C(reset)%n''          %C(white)%s%C(reset) %C(dim white)- %an%C(reset)' --all

これによって.gitのあるディレクトリ上で

git la

とするとこんな感じでツリーを表示できるようになります。(実際は色付きです)

username(main)> git la
*   fc8b96a - Fri, 18 Aug 2023 14:32:50 +0900 (2 days ago) (HEAD -> main, origin/main)
|\            Merge pull request #3 from username/test - username
| * 9a4dda8 - Fri, 18 Aug 2023 14:27:55 +0900 (2 days ago) (origin/test)
|/            edit test.txt commit - username
*   884c6bb - Fri, 18 Aug 2023 02:41:10 +0900 (2 days ago)
|\            Merge pull request #2 from username/test - username
| * e89daca - Fri, 18 Aug 2023 02:33:16 +0900 (2 days ago)
|/            test2 commit - username
* 888a313 - Thu, 17 Aug 2023 23:02:05 +0900 (2 days ago)
            test commit - username

私の場合はこの時点でなんだかコマンドを練習してみるモチベーションが湧き上がりました。

みなさんはどうでしょうか?

これを機にGitコマンドを練習してみて、快適なGitライフを手に入れてみませんか?